コラムです。February,2004
2004/02/26 バリトンチェック
 疲れていたのでさんざん迷ったけど、前日のストリートでのひどさが頭を離れず夜10時位に中大にバリトンをかついで練習しに行く。
 自分の音が反響で返ってくる場所ではうまくコントロールできてひと安心。いでしんじ君もいってたけど他のサックスよりもバリトンは吹く場所の響きにひどく左右されるみたい。
2004/02/25 ストリート
 25日に立川でのストリートライブにバリトンサックスをもっていきました。もう最低。どうしていいかわからなかった。アンプシュアが全然安定しません。そんな悪戦苦闘中になんと山下洋輔さんが通りかかってチップをくれてさっそうと去って行きました。。。。
2004/02/18 打ち合わせ
 井出慎二くんと3/4のライブの打ち合わせをしました。主にお互い持っている新曲のアイディアについて話し合ったのですが、一人で考えているとボツにしてしまいそうなことも相手に話してみると気に入ってくれて形になったり、これはこういう風にやるしかないと強く思っていたことが相手の助言で全然違う形なっちゃったり、というのが楽しいですね。今までずーっと自分一人だけで考えていた部分なので。
2004/02/15 東京スウィカ
 昭和shockingのライブに毎回のように来てくれている比佐廉さんが作・演出を手掛ける劇団「東京スウィカ」の公演をみてきました。
 とある家族のごく普通の日常の生活風景という結構淡々としたシーンから始まり、徐々に登場人物の心の中に引っ掛かっているものをじわじわと出していくという感じで、いつのまにか劇にはまっていて、我々の音楽を使っているということを忘れたころにまさの声がスピーカーから出てきて、ホントにびっくりしました。
 ジャンルは違えど同じくエンタテイメントに携わる者として思ったことは、いわゆる「つかみ」を使わないで見ている人をじわじわと引き込ませることができるのはすごい!と思いました。昭和shockingは最初のインパクトで勝負している面がかなり強いので。両方の要素がそろっているのが理想ですね。
 次回も期待しております。 廉さん、おつかれさまでした。
2004/02/14 ストリート
 サークルの後輩に誘われて立川北口でのストリートライブに参加。ストレートアヘッドっていうと分かりにくいですかね、スタンダードジャズなんだけどそのかっこいい版というか激しい版というか、要するにモダンジャズですか、久しぶりにそういうスタイルで演奏できた、という感じがしました。バップフレーズがたくさん出てきました!
 いつも自分の集めたメンバーで演奏するとバップフレーズが出そうと思っても出ないんですよね〜。スタンダードだけを演奏するライブでもそうですね、自分のオリジナルの雰囲気に即したアドリブしかできないですね。メンバーがもう私のバンドでやる時はこんな感じだというイメージをもってくれてるってことなのでしょうか。それはそれでリーダー冥利につきますが。
 考えてみたら、今まで一緒に演奏したことのないミュージシャンと本気でセッションするということがここ1年位殆どなかったと思います。初めてセッションするミュージシャンにここしばらく開けてなかった引き出しを気持ちよく開けてもらったという感じでした。
2004/02/02 Live at ギャラリーくぼた
 画家、桜井啓さんの個展でのパーティーで演奏しました。オリジナルの評判が良くて嬉しかったですね。ジャズのライブハウスで演奏するとお客さんの知っている曲が一番喜ばれる傾向があるのですが、その時のお客さんはその場で生まれる音を素直に聞いてくれているという感じでした。こういうお客さんばかりだといいのにな〜。ある意味厳しいですけどね。
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